鞍馬天狗のおじさんは (ちくま文庫)
07/29/2020 04:30:15, 本, 竹中 労
によって 竹中 労
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内容(「BOOK」データベースより) 昭和の銀幕を駆け抜けた鞍馬天狗。生涯、映画を愛し、女に惚れ、一銭の財産も残さずに逝った往年のヒーロー・アラカン=嵐寛寿郎が語った日本映画の裏舞台。いかがわしくも、魅力と活気に満ちていた映画界のようすが、竹中労の名調子に乗って甦える。山中貞雄、伊藤大輔、マキノ雅広らの若き日々がいきいきと描かれる、もう一つの日本映画史。
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一流のルポライターである著者が労力を惜しまず調査しインタビューした名優嵐寛寿郎の一代記をしたためたもので、またこれは一面チャンバラ映画史でもある。戦前「鞍馬天狗」と「むっつり右門」でスターダムにのし上がり、自らの映画制作会社寛プロを設立、その後トーキーの出現とともに大手に飲み込まれる。戦争中の慰問話は全く第三者の立場で軍隊を見ていた貴重な証言。戦後も天狗、右門で活躍するが時代劇が衰微し、明治天皇役で大ヒット。新東宝の倒産とともにフリーになり、東映の「網走番外地」シリーズでやくざの親分役で復活。最期まで現役にこだわった。しかし終の伴侶と決めていた人も亡くなる3ヶ月ほど前に籍を抜いて家を出て行ってしまったというのは寂しい最期だった。本人は抱腹絶倒の語り口で、飄々と生きてこられたようにお見受けしたが、実際一緒に生活していた女性の胸中は如何ばかりであったか?
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