翻訳学入門
08/11/2020 05:11:49, 本, ジェレミー・マンデイ
によって ジェレミー・マンデイ
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内容紹介本書は、ダイナミックで発展めざましい翻訳分野の主要研究が分かりやすく解説された優れた書物である。ベストセラーの教科書で、世界中の翻訳コースで使用されている。著者マンデイは、各章ごとに理論を一つずつ検討し、さまざまなアプローチを検証していく。扱う例文は、英語を始めとし、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語など幅広い言語から取られ、日本語訳が添えられている。聖書、文学作品、詩、映画、欧州連合やユネスコの文書、旅行パンフレット、児童向け料理本、『ハリー・ポッター』の翻訳など極めて広範にわたるテクストを分析し、翻訳というテーマについてバランスの取れた構成となっている。各章は、主要な概念の説明、翻訳理論の概要をまとめた導入、翻訳付きの例文、事例研究、章のまとめ、討論と研究のための論点から成る。「『翻訳学入門』は、最高の入門書である。翻訳の理論と実践を扱う良い教科書は数少ない。そうしたなかでマンデイは、数多ある最新の翻訳理論を簡潔に、明快かつ面白く提示しており、見事な成果をあげている。翻訳学を平明に説明した本書は、翻訳を学ぶ学生、教える教師、プロ翻訳者、そして、このテーマを知りたい誰にとっても役立つものである」Li, Defeng(ロンドン大学)内容(「BOOK」データベースより)翻訳学は、翻訳の現象と理論の研究に関する分野であり、言語学、比較文学、コミュニケーション理論、哲学、カルチュラル・スタディーズを包含する。主要研究を概観した本格的入門書の決定版。主要な概念の説明、翻訳理論の概要をまとめた導入、翻訳付きの例文、事例研究、章のまとめ、討論と研究のための論点から成る。著者についてジェレミー・マンデイ(Jeremy Munday)英国、リーズ大学(University of Leeds)上級講師(senior lecturer)、専攻はスペイン研究と翻訳学。翻訳家(スペイン語、フランス語から英語へ)としても活躍している。専門は、翻訳理論の応用、スペイン及び南米文学の翻訳、記述的翻訳研究(特に文学作品や政治関連書における文体とイデオロギー)、及びコーパスを用いた翻訳ツールの応用、など。翻訳理論研究の第一人者であり、本書『翻訳学入門』は、翻訳理論をコンパクトにまとめた翻訳研究の基礎文献として高く評価されている。単著に“Introducing Translation Studies”(Routledge 2001, 改訂版2008[この訳書が本書]), “Style and Ideology in Translation” (Routledge 2007), ハティム(Basil Hatim)との共著に“Translation:An Advanced Resource Book”(Routledge 2004)、ほか編著等。鳥飼玖美子〈とりかい・くみこ〉東京都港区で生まれる。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ修士課程(英語教授法)修了(MA)。サウサンプトン大学人文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授(研究科委員長)。大学在学中より同時通訳者として第一線で活躍。また、NHK教育テレビ「ニュースで英会話」(2009年4月より)の講師および監修を始め、英語教育の最前線を担ってきた第一人者。専門は、通訳翻訳学、言語コミュニケーション論、英語教育学。公的役職として、日本通訳翻訳学会会長、日本翻訳家協会理事、国際文化学会常任理事、大学英語教育学会評議員などを務める。著書:『異文化をこえる英語』(丸善ライブラリー、1996)、『歴史をかえた誤訳』(新潮文庫、2004)、『危うし! 小学校英語』(文春新書、2006)、『通訳者と戦後日米外交』(みすず書房、2007)、“Voices of the Invisible Presence: Diplomatic interpreters in post-World War II Japan”(John Benjamins, 2009)ほか。訳書:F。ポェヒハッカー『通訳学入門』(みすず書房、2008)ほか。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)マンデイ,ジェレミー 英国、リーズ大学(University of Leeds)上級講師(senior lecturer)、専攻はスペイン研究と翻訳学。翻訳家(スペイン語、フランス語から英語へ)としても活躍している。専門は、翻訳理論の応用、スペイン及び南米文学の翻訳、記述的翻訳研究(特に文学作品や政治関連書における文体とイデオロギー)、及びコーパスを用いた翻訳ツールの応用、など。翻訳理論研究の第一人者であり、『翻訳学入門』は、翻訳理論をコンパクトにまとめた翻訳研究の基礎文献として高く評価されている 鳥飼/玖美子 東京都港区で生まれる。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ修士課程(英語教授法)修了(MA)。サウサンプトン大学人文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授(研究科委員長)。大学在学中より同時通訳者として第一線で活躍。また、NHK教育テレビ「ニュースで英会話」(2009年4月より)の講師および監修をはじめ、英語教育の最前線を担ってきた第一人者。専門は、通訳翻訳学、言語コミュニケーション論、英語教育学。公的役職として、日本通訳翻訳学会会長、日本翻訳家協会理事、国際文化学会常任理事、大学英語教育学会評議員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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以下は、翻訳学入門に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
私は英語、英文学の専門家ではないから、声を大にして言える立場ではないが、『翻訳学入門』を読んではみた。マンディの原著は読んでいない。しかし、ローレンス・ベヌッティの古典的な翻訳学の原著は(翻訳がないのでしかたなく)読んだので、翻訳学の水準は多少わかる。その観点から言えば、この『翻訳学入門』は役立つレベルの翻訳になっている。いかなる理論が展開されているのかが分かるように訳されているし、翻訳学についてミスリーディングな文章になっているようには見えなかった。私の読み方が悪いのかもしれないが、私には十分役立つ翻訳書であるから、折に触れ利用することになろう。いちいち原書でよむのは時間がかかって不便であるからね。
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