The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて
09/07/2020 01:29:30, 本, 長尾 高弘
によって 長尾 高弘
3.9 5つ星のうち 4 人の読者
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内容紹介 DevOps改革を「迅速に・確実に・安全に」実践するための必読書です。 システムの開発と運用を一体化するDevOpsの理論と実践を徹底解説。 ビジネス成果に結びつく考え方・導入・実践・事例を網羅した決定版です。 事例については、Google、Facebook、Twitter、LinkedIn、Netflix、Target、Etsy、Pivotalなどの実例を 当事者のコメントやポイントともに紹介しています。 本書の目的は、DevOps導入の取り組みを成功させ、目指した目標を達成するために必要な理論、原則、実践を読者に伝えることだ。このガイドは、経営理論の数十年の蓄積、高い業績を上げているIT企業の研究、組織改革を手伝うために私たちが行ってきたこと、処方されたDevOps実践の有効性の検証を基礎としている。また、関連する分野の専門家たちに対するインタビューや、DevOps Enterprise Summitで発表された100件近いケーススタディの分析も織り込まれている。 本書は6部構成になっており、「3つの道」を使ってDevOpsの理論と実践を説明していく。ITバリューストリーム(一般に、製品管理、開発、品質保証、IT 運用、情報セキュリティから構成されている)の仕事を行っているか影響を与えているすべての人々のための本であり、ほとんどのITプロジェクトを生み出すもととなっている経営者、販売推進(マーケティング)リーダーのための本でもある。 読者は、これらの分野やDevOps、アジャイル、ITIL、リーン、その他のプロセス改善手法のことを知っている必要はない。これらのテーマは、本書のなかで必要になったときに登場し、説明していく。 (序章より) (本書で詳述する)「3つの道」はDevOpsの大原則であり、DevOpsを理解・実践するための大きな着眼点であるととらえればよい。第1の道はITバリューストリームのスピードアップであり、開発から運用を経て顧客接点のビジネスまでのスムーズな展開、第2の道はその逆方向でのフィードバックプロセスの有効化と迅速化、第3の道はこうした展開の安定と継続のなかで組織的に学習していくプロセスを表している。第1章の図5に示されているシンプルな矢印の重ね合わせこそが大原則なのである。 本書の構成はこの「3つの道」を中心の部として配置し、そのなかにトピックごとの章立てがなされている。まずは「3つの道」の概念をしっかりと理解、頭に入れた上で読み進めるのがよいだろう。 (監修者あとがきより) 出版社からのコメント DevOpsの理論・原則・実践を網羅しているだけでなく 米先進企業の実例がふんだんに盛り込まれており、大いに参考になると思います。 以下、掲載されているケーススタディの一例です。 Facebook Chat─ダークローンチ(2008年) Amazon─発展的アーキテクチャ(2002年) Google─ローンチ/引き継ぎ準備調査(2010年)、コードレビュー(2010 年) Twitter─静的セキュリティテスト(2009年) Salesforce.com─自動化されたインフラストラクチャによる変更を標準的な変更に LinkedIn ─ Operation InVersion(2011年) Netflix ─オートスケーリング機能(2012年) Target ─ API Enablement(2015年) 内容(「BOOK」データベースより) DevOps改革を“迅速に・確実に・安全に”実践するための必読書。『TheDevOps逆転だ!』の「3つの道」の全貌が明らかに。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) キム,ジーン 複数の賞を受賞しているCTO、研究者。IT Revolutionの創設者で、DevOps Enterprise Summitカンファレンスを主催している ハンブル,ジェズ Jolt Awardを受賞したContinuous Delivery:Reliable Software Releases through Build,Test,and Deployment Automation(邦訳『継続的デリバリー信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化』)と画期的なLean Enterprise(邦訳『リーンエンタープライズ―イノベーションを実現する創発的な組織づくり』)の共著者である ドボア,パトリック 独立ITコンサルタントで、開発、プロジェクト管理、システム管理でアジャイルテクニックを活用してプロジェクトと運用の間のギャップを埋める仕事をしている ウィリス,ジョン 35年以上もIT管理の世界で仕事をしてきた。6冊のIBM Redbookを執筆し、Chain Bridge Systemsを設立してチーフアーキテクトを務めてきた。現在は、Docker,Inc.のエバンジェリストとして活躍している 榊原/彰 1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画。専門はアーキテクチャ設計技術。2005年にIBMディスティングイッシュト・エンジニアに任命される。2006年から同社東京基礎研究所にてサービス・ソフトウェア・エンジニアリングの研究に従事した後、グローバル・ビジネス・サービス事業CTO、スマーター・シティ事業CTOを経て2015年末に同社を退職。2016年1月より日本マイクロソフト株式会社にて執行役員最高技術責任者(CTO)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべてに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
体系だってまとめられていて、実例も載っているので理解しやすかったです。一方でこれを読めば(何も考えないでも)自分の会社や環境で即実践できるというような類のものではないです。当たり前ですが。環境なんて千差万別なので、実践にあたってどうするかは当事者に委ねられています。
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