アイスの旅

世の中には表と裏があり、人間はみなジキルとハイド?「猛暑」に嘆きの悲鳴をあげる人もいれば、感謝のエールを送る人もいるだろう。とりわけ、ビールやアイスなどの冷たいモノを作っているメーカーは、猛暑歓迎?ということで、甲斐みのり氏の『アイスの旅』 (グラフィック社)を読んだ(見た)。(こんな内容)→アイスクリームにアイスキャンディー、アイスケーキ、ソフトクリーム、かき氷……。著者が子どもの頃から親しんだ味や旅先で出合った味など、全国各地に根ざす様々なアイスを約155軒分掲載。青森や福島で地域の人から長く愛される“地元アイス"を訪ねる旅も収録します。------------------------ということで、全国各地の「アイス」が紹介されている。ナショナルブランドではなく、ローカルブランドものがほとんど。 食べたことがあるのは、高知のアイスクリンぐらいか(先日、台風10号接近で、高知桂浜にて「アイスクリン」を販売している人が、撤退を余儀無くされてがっかりしている映像を見た…)。 本の中で紹介されているアイスで、ううむ、これは食べたいと思ったのが「おっぱいアイスミルク」。これも高知の久保田食品製造。見た目はまぁ、「乳首」らしきものがあって「おっぱいアイス」というわけだろうが、フフフといった感じの「おっぱい」の形はしていない。ちょっと、取ってつけた感じ? 「口に含むとバニラビーンズの甘さがかおる」とのこと。この前、家人が欧米に出かけた時、買ってきたおみやげの中に、おっぱいチョコやらペニスチョコがあったかと。こちらは見た目にもちょっと卑猥な感じの「姿形」をしていて、取ってつけた--というよりは、少しは凝った感じではあった。 高知ではほかにも「ミレービスケットアイス」なるものもあるそうな。見たところ、単なるアイスクリームに、最近は都内スーパーでも買えるミレービスケットを二枚入れ込んでいるだけの代物にしかみえないが…。 我が家で食べるアイスは、最近はスーパーで買える「白熊」やら森永乳業のアイス(パルム)やら…。森永のパルムは、チョコとバニラの交じったアイス棒だが、なんか小振りになった感じで物足りないこのごろ(値段をおさえるために「本体」を小型化したのではないか?)。 子供のころ、親の知人で明治のアイスを扱っている人がいて、そこでよくレディボーデンをもらった。今でも売っている(提携が明治からロッテに変更したみたい)。昔に比べて安くなった印象だが、これが一番美味しいと思う(最近はあまり購入しないけど)。提携が変わって味に変化があったかどうかは不詳。