LNG・LH2のタンクシステムー物理モデルとCFDによる熱流動解析ー
07/27/2020 19:20:43, 本, 古林 義弘
によって 古林 義弘
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内容紹介 長年の研究成果を基に、4つのタンク様式ごとに支配力方程式を作成。実務者に必要な固 有の解を得るために、多くの条件設定をして数値解を算出。超低温液化ガスの熱的な挙動 や電熱現象を解説した稀有な一冊である。 【目次】 第1章 緒論 第2章LNGタンクシステムの構造 第3章LNG・LH2タンクシステムの伝熱、熱流動、熱物性に関する基礎式 第4章 船体およびタンク形状に適合させた熱流動の数値計算 第5章 満載・自然蒸発時のタンク内でのLNG・LH2の挙動 第6章 部分積載・自然蒸発時のタンク内でのLNG、LH2の挙動 第7章 満載時のLNG・LH2の自然蒸発率Boil off rateの計算 第8章 部分積載時のLNG のBOR計算 第9章 LNG タンク周囲区画の温度分布と熱流動解析 第10章 多成分混合体としてのLNGの挙動解析 第11章 蓄圧時の圧力変化と蒸発現象:満載・部分積載時 第12章 ロールオーバー現象を紙上再現する 第13章 負圧時の強制蒸発と過冷却液 第14章 LNGタンクの断熱設計とBOR最小化 第15章 BOV冷熱回収と外部冷却機によるBOR制御と部分再液化 第16章 LH2タンクシステムの概念設計 付録 内容(「BOOK」データベースより) LNGは地球環境に優しい主要なエネルギー資源であり、その重要度は増すばかりである。SOx排出削減に有利なLNG燃料船も出現しており、小型LNGタンクの取り扱い技術が求められている。一方、水素はクリーンさ、発電効率の高さ、用途の広さなどから、これからのエネルギー源として開発がなされている。しかしLNGよりも低温であり、液体水素LH2の大量輸送には更に高度な技術が必要とされる。本書はこうした現況を背景に、タンクシステムならびに超低温液化ガスを流体として捉えた際の具体的な技術課題を、CFDの手法を中心に実務上の参考となるような多くの図や数式を駆使して、タンク型式ごとに詳しく、かつ、わかりやすく解説する。造船・運航をはじめLNG・LH2に携わる関係者ならびに研究者にとって、欠かせない一冊。 商品の説明をすべて表示する
LNG・LH2のタンクシステムー物理モデルとCFDによる熱流動解析ーを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
LNGタンク、LNGタンカーそして将来の水素社会で登場するであろうLH2タンクの熱管理技術を中心とした専門書である。
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